てのひらの中にある地球
目次
クリソコラってこんな石!
- 別名「エイラットストーン」
- ソロモン王が愛した石
- 母なる大地を象徴
- 不眠症の改善
- マイナスエネルギーを取り去る
- 和名「珪孔雀石」
クリソコラの意味
クリソコラの語源は、金の意味を持つギリシャ語「chrysos」と、接着剤の意味を持つ「kolla」が由来とされていますが、当時は金を繋ぐ接着剤のようにして用いられてたことからその名がつきました。
ターコイズと同様に先史時代から人々に親しまれており、古代イスラエル第三代王ソロモンが愛した石として伝えられています。別名「エイラットストーン」の名で呼ばれているイスラエル産のクリソコラは、ソロモン王が愛した石なことから「キングソロモンストーン」という名でも呼ばれ愛され続けている石です。
自然の摂理やエネルギーの流れのままに丁寧に生きる人に力を与えてくれます。地球のような色模様をしていることから「母なる大地を象徴」すると言われ、家族や友人などに対して安定した感情で接することができるようになるでしょう。母性が高まるよう促してくれますので、育児のお守りとしても人気があります。母なる大地のような優しいエネルギーで包まれるようになり、その結果パートナーとも穏やかな関係を築いていけるようになるでしょう。
本来人間が持つ生活のリズムを取り戻す働きも持っていますので、昼夜逆転の生活をしている場合には、生活リズムが整うようサポートしてくれます。そのことからも不眠症の改善にも効果がありますので、なかなか眠れない人はブレスレットなどアクセサリーして身につけておくといいでしょう。
また、ストレスを吸収してくれますので、心身のバランスを整えてくれます。そして、身体からマイナスエネルギーを取り去ってくれる働きもあり、不調が続いている人におすすめです。
鉱物としてのクリソコラ
クリソコラは、グリーンやブルー、ブラウンなど色々なカラーが入り混じっており、自然そのものと言える模様をしています。
和名「珪孔雀石」と呼ばれており、よく似ている鉱物には「マラカイト(孔雀石)」があります。和名も似ている二つの石ですが、マラカイトに珪素が合わさったような組織をしているのがクリソコラです。またクリソコラとマラカイトは同時に産出されることも多くあると言われています。
クリソコラの成分に石英が含まれると明るいブルーグリーンへとなりますが、長い年月をかけてできる鉱物なことから非常に希少な石です。そのように希少価値が高いことと美しい色合いをしているため、クリソコラに石英が含まれたものは「ジェムシリカ」と呼ばれています。
そして、クリソコラと一緒にマラカイトやターコイズなどが含まれたものは「エイラットストーン」と呼ばれており、イスラエルで産出される美しい青緑色のカラーの石です。大変人気があることから、イスラエルの有名なリゾート地「エイラット」に由来してその名がつきました。
お手入れ方法
クリソコラは硬度が低いため衝撃に弱いですので、ぶつけたり擦れたりしないように丁寧に取り扱うようにしましょう。
また、汗や水分によって変色や変質をすることもありますので、流水での浄化は避けるようにしましょう。
選ぶ時のポイント
クリソコラは純度の高いものは真っ青な色合いをしていますが、流通している多くは青地に緑色や茶色、黒色などが入った不透明のものです。
ですので、他の鉱物が混ざったものがほとんどですが、純度の高いものを求めている場合は、真っ青な美しいカラーのものを選ぶようにしましょう。
また、自然の作用で表面がざらついているものですが、偽物は表面ツルっとしていますので、触って見極めることもポイントです。
クリソコラと相性の良い石
◎ クリソコラ × アイオライト → 問題の解決策へと導く組み合わせ
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◎ クリソコラ × ピンクオパール → 安産のお守りの組み合わせ
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◎ クリソコラ × ラブラドライト → あらゆる物事をより良い方へと導く組み合わせ
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クリソコラの魅力とは
クリソコラの魅力とは、やはりその自然のような色模様をしていることでしょう。地球のようなブルーグリーンが特徴の石ですが、トルコ石に似ていることから「緑のトルコ石」とも呼ばれています。
データ
英名 | Chrysocolla |
和名 | 珪孔雀石(けいくじゃくせき) |
産地 | ペルー、アメリカ等 |
硬度 | 2~4 |
比重 | 2.8~3.2 |
結晶系 | 斜方晶系 |
成分 | Cu4H4(OH)8Si4O10・nH20 |
浄化方法 | クラスター、セージ、太陽光、月光浴 |
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