癒しのエネルギー
目次
エピドートってこんな石!
- 自由な発想・新しいアイデアが得られる
- 広い視野を与える
- 和名「緑簾石(りょくれんせき)」
- 強い癒しのエネルギー
- リラックス作用
- 多色性
エピドートの意味
エピドートは追加する・増加するという意味を持つギリシャ語「epidosis」が語源とされており、1801年にフランス鉱物学者のルネジュスト・アユイが名付けたとされています。
その名の由来の通り、一つの考え方に囚われずに自由な発想や新しいアイデアが得られるようサポートをしてくれます。長年の価値観や考え方は、なかなか変えることが出来ないものですし、自身では気付かないものです。そのため、ときには違う角度からみると違った捉え方になることが分からなかったりもします。エピドートは、これまでとは異なる考え方を促してくれますので、自由に物事を考えたり見ていけるように働きかけてくれるでしょう。
また、凝り固まった思考を柔らげ広い視野を与える働きも持っていることから、人それぞれ考え方や気持ちが違うことを受け入れることが出来るようになります。一人一人違うことは分かってはいても、自身の思いとは異なるときどうしても受け入れがたくなるものです。そのようなとき、人それぞれ違うんだよ!ということを思い出させてくれるでしょう。そしてその結果、物事を見る目が養われ、様々な気付きを得ることで成長し、より良い方へと変化していけるようになります。普段から周囲の意見を受け入れにくかったり、視野を広げたい場合にはブレスレットなどアクセサリーとして身につけておくといいでしょう。
鉱物としてのエピドート
エピドートは黄緑色から緑色、濃褐色などが主なカラーです。その他にも茶色や灰色なども産出されていますが、鉄を多く含まれるほど濃い緑色、アルミニウムを多くなると灰色や褐色になります。
塊状や粒状、針状や柱状で生成されますが、多くは柱状の結晶の形で産出され、表面は結晶が伸びる方向と平行した条線が見られます。一つの結晶の側面が他のものより広く、結晶が横に広がることもあるため「すだれ」のような形だと言われており、その姿から和名「緑簾石(りょくれんせき)」と名付けられました。
また、一つの鉱物名でもありますがエピドートグループの総称でもあり、「ゾイサイト」「ピーモンタイト」「クリノゾサイト」など10種類以上が属しています。
特に代表的な鉱物には、マンガンを含みピンク色をしている「ピーモンタイト」、ピーモンタイトに赤い縞模様が見られる「バンデッド・ピーモンタイト」、アルミニウムを多く含み灰色や褐色色の「クリノゾサイト」、緑色で鉄を多く含みピスタチオの実に似ている「ピスタサイト」、黄緑色の「デルフィナイト」、黒っぽい緑色の「タウマワイト」、火成岩中で見られる長石を熱水変質させた「ユナカイト」などがあります。
お手入れ方法
エピドートはどのような方法でも浄化できますの、そのとき自分がピンときたものでするのがおすすめです。
晴天の日に太陽光に当てたり、満月の夜に月光浴させたりとお好みで選んでお手入れをしましょう。
選ぶ時のポイント
エピドートは含まれる成分によって様々な色合いで産出され、多色性が特徴の石ですので好みのカラーのもを選ぶといいでしょう。
また、ピンときた石は引き合ったものになり、あなたと相性の良いものになりますので、そのようにして選ぶのもポイントです。
エピドートと相性の良い石
◎ エピドート × カーネリアン → 持ち主の可能性を引き出す組み合わせ
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◎ エピドート × ピンクカルセドニー → 変化による摩擦を防ぐ組み合わせ
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◎ エピドート × アベンチュリン → 幸せを長続きさせる組み合わせ
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◎ エピドート × スモーキークォーツ → 目標を達成できる組み合わせ
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エピドートの魅力とは
エピドートの魅力とは、やはりその緑色のカラーでしょう。様々な色合いがありますが、緑色のものは多色性を持っており、見る角度によって黄色や緑色、茶色など異なった色が見られます。
また、その優しい緑色のように癒しのエネルギーが強く働きますので、あらゆるタイプの人に効果を発揮する石です。
不眠が続いたり疲れが溜まっているときや、うつにも良いとされていますので、心身の疲労を感じている際にはリラックスできるよう、エピドートがそっとパワーを与えてくれるでしょう。
データ
英名 | Epidote |
和名 | 緑簾石(りょくれんせき) |
産地 | アフリカ、スイス、オーストラリア、アメリカ等 |
硬度 | 6.7 |
比重 | |
結晶系 | 単斜晶系 |
成分 | Ca2AI,Fe2SiO43OH |
浄化法 | クラスター、セージ、太陽光、月光浴、流水 |
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