タダより深い愛はない
目次
クンツァイトってこんな石!
- 別名「カリフォルニア・アイリス」
- 無償の愛
- 恋愛で傷ついた心を取り除く
- 真実の愛へと導く
- 鉱物「スポデューメン」のグループ
- 夕べの宝石
クンツァイトの意味
クンツァイトは、1902年にアメリア・カリフォルニア州で発見された新しいストーンです。別名「カリフォルニア・アイリス」と呼ばれており、その語源は宝石学者「クンツ博士」に由来することからその名がついたとされています。
クンツァイトは「無償の愛」を教えてくれる石ですので、見返りのないただただ純粋な想いが溢れるようになるでしょう。人は愛を与えているようで、意外にもそれは、無意識レベルで自分自身に向けたものであったりします。クンツァイトは、そのように「自分を分かって欲しい!知って欲しい!」などのようなことからではなく、相手を大切に想う気持ちから愛を発信できるようパワーを与えてくれますので、巡りまわってお互いが愛で包まれるようになるでしょう。
また、これまでに恋愛で傷ついた経験があると、「またダメになってしまうのではないか」「今度も傷ついてしまうかもしれない」などのように、恋愛にたいして憶病になってしまうものです。そのようなときは、次の恋への一歩をなかなか踏み出せなかったり、明るい恋愛を思い描けなかったりとネガティブな感情に囚われてしまうことが多いでしょう。
クンツァイトは、そんなネガティブ思考や傷ついた心を取り除いてくれるため、また前向きになれるよう力を与えてくれます。あなたのなかの「愛」を呼び覚まし、純粋な気持ちで向き合える「真実の愛」へと導いてくれるでしょう。ピアスなどアクセサリーとして身に着けておくことで、魂のレベルで愛を感じられるようになります。
鉱物としてのクンツァイト
クンツァイトは、鉱物「スポデューメン」のグループで、花崗岩質ペグマタイトやレピドライト、エルバイトなどリチウムを含んでいる鉱物と一緒に産出されることが多くあります。ピンク色は「クンツァイト」、緑色は「ヒデナイト」、黄色は「トリフェーン」と呼ばれています。
そして、大きな結晶で産出されるのが特徴です。単斜晶系に属した塊状でみられたり、柱状結晶の場合は垂直軸に平行した条線や溝が多くあり、またへき開性のある塊状で発見されることもあります。
「へき開性」は一方向に割れやすい性質を持っているためクンツァイトは宝石としてカットされることは少なく、また角度によって色の濃さが異なる多色性なことから、カットする際は一番濃く美しい部分が表面から見えるようにされています。
お手入れ方法
クンツァイトは紫外線に弱く色褪せをすることもありますので、太陽光での浄化は避け直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
また、一方向に割れやすい性質を持っていますのでクラスターやセージなどで浄化するのがおすすめです
選ぶ時のポイント
クンツァイトはピンク色のことを指しますので色合いに注意し、透明度の高いものを選ぶようにしましょう。
また、紫がかったライラックピンクが均等に入っているものが特に美しいですので、色の入り方もポイントです。
クンツァイトと相性の良い石
◎ クンツァイト × アメジスト → 精神的疲れを取り除いてくれる組み合わせ
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◎ クンツァイト × ルビー → 恋愛に積極的になれるようサポートしてくれる組み合わせ
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◎ クンツァイト × ピンクカルセドニー → 素敵な出会いを引き寄せる組み合わせ
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◎ クンツァイト × アマゾナイト → 気づきを与え、違う視点でみれるよう促す組み合わせ
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クンツァイトの魅力とは
クンツァイトとの魅力とは、やはりその美しいライラックピンクをしていることでしょう。そして「燐光性(りんこうせい)」であるので、蓄光され、暗い部屋でもキラキラと輝きます。
そのため、夜会などで身に着けるとドレスが映えることから「夕べの宝石」とも呼ばれています。その際にはピアスとブレスレットのセットで着けるのがおすすめです。より華やかに演出してくれるでしょう。
データ
英名 | Kunzite |
和名 | リチア輝石(きせき) |
産地 | ブラジル、アメリカ、マダガスカル、アフガニスタン等 |
硬度 | 6.5~7 |
比重 | 3.03~3.23 |
結晶系 | 単斜晶系 |
成分 | LiAlSi206 |
浄化法 | クラスター、セージ、月光浴 |
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