月光のように優しい光
目次
ムーンストーンってこんな石!
- 6月の誕生石
- 女性性の象徴
- 別名「恋人たちの石」「愛を伝える」
- 素敵な恋人との出会いと恋愛成就
- 幸せな結婚へ導いてくれる
- 自浄が強く清らかなパワーを発揮する
ムーンストーンの意味
ムーンストーンは一般的には6月の誕生石として知られています。
紀元前1世紀ころから神秘的な力を秘めた石として古くから人々に愛されており、アルベルトゥスの「鉱物書」・プリニウスの「博物誌」では、月の満ち欠けによって小さくなったり大きくなったりすると記述されています。
ギリシャ語で「月」という意味の『セレニテス』が語源とされ、上記でお伝えしましたように、月の満ち欠けにより小さくなったり大きくなったりすることから、1600年代からムーンストーンと呼ばれるようになりました。
女性性の象徴の月であるムーンストーンは、悲しみなど精神的に不安定な時に身につけることでそのパワーを発揮してくれます。苦しみや辛さ怒りなどの感情を鎮め、穏やかな心を保ち続けれるよう促してくれるでしょう。リラックス効果があるため、不眠の悩みがある女性には必要なストーンです。
別名「恋人たちの石」「愛を伝える石」と呼ばれており、持ち主を優しい愛で満たしてくれると言われています。そして、素敵な恋人との出会いや恋愛成就、幸せな結婚へ導いてくれるでしょう。
また、サイキックパワーを持っていると言われており、鋭い光を放ち、ときには切り裂くような力を発揮します。インスピレーションを高めてくれて、直感が冴え次々とアイデアが湧いてくるでしょう。悩みや問題を抱えていたり、進むべき方向に迷いが生じているときには、自分がより良い選択ができるようそっと導いてくれるでしょう。
そのようにサイキックパワーを持つムーンストーンは、持ち主や持ち主の家族や友人などの危険を察知して守ってくれます。自浄パワーが強力なため、ネガティブエネルギーが溜まっている場所でも、清らかなパワーを発揮します。
鉱物としてのムーンストーン
和名で「月長石(げっちょうせき)」と言われているムーンストーンは、フェルドスパー(長石)グループの仲間で、カリウムを多く含んでいるオーソクレース(正長石)に属しています。
また、アルバイト(曹長石)成分を含んでおり、オーソクレースを主に、このアルバイト成分を含有しているものが、最初にムーンストーンと呼ばれるようになりました。
そして、正長石と曹長石の2つが交互に重なりながら薄層を作っており、研磨することで光がお互いに干渉しあい反射します。真珠のような柔らかなシラー効果が表れるでしょう。
また、アルバイト(曹長石)の層が薄いと青色の光が濃くなり、厚くなると白色が増します。そのようなことから色やシラー効果によっても呼び名が違ってきます。
美しい青色のシラー効果が表れる「ブルームーンストーン」や、青色以外のシラー効果をもつ「レインボームーン」などがあります。
レインボームーンの主なカラーの多くは黄色や橙色などですが、高品質なものは美しい虹色を表し、とても希少性が高いものもあります。
お手入れ方法
月の光を秘めている石ですので、満月の夜に月の光に浴びせる月光浴がおすすめです。
また、ムーンストーンは紫外線や水にも強いため、すべての方法で浄化することができます。太陽光や流水で、満月の夜以外でも日常的に浄化するのも良いでしょう。
選ぶ時のポイント
光の帯(シラー効果)がハッキリとしており、石の角度を変えたときに光がスムーズに動くものが良いでしょう。
ただ、石を選ぶ際にはインスピレーションも大事で、気になったものがあなたと引き合った石となりますので、直観で選ぶのもポイントでしょう。
ムーンストーンと相性の良い石
ムーンストーン × ピンクオパール→ ポジティブになり愛され度がアップする組み合わせ
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ムーンストーン×ガーネット×ターコイズ→ 遠距離の恋人との愛を深める組み合わせ
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ムーンストーン×トパーズ→ インスピレーションを高め、より良い方向へと導く組み合わせ
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ムーンストーンの魅力とは
ムーンストーの魅力は、やはりその正長石と曹長石からなる幻想的なシラー効果にあります。
そして、持ち主の女性性を高め魅力をアップしてくれることも魅力でしょう。
データ
英名 | Moonstone |
和名 | 月長石(げっちょうせき) |
産地 | スリランカ、インド、マダガスカル、ミャンマー等 |
硬度 | 6.0~6.5 |
比重 | 2.5 ~ 2.6 |
結晶系 | 単斜晶系 |
成分 | KAlSi308 |
浄化法 | クラスター、セージ、太陽光、流水、月光浴 |
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