すべてを見通す眼
目次
タイガーアイってこんな石!
- 和名「虎眼石」
- 幸運を招く石
- 聖なる霊力
- すべてを見通す眼
- 邪気払いのお守り
- 富の石
- 堅実な金運
タイガーアイの意味
タイガーアイは和名を「虎眼石」と言いますが、光の反射によってシャトヤンシー効果と呼ばれる虎の眼のような模様が現れることから、その名がつきました。
古代エジプトでは「幸運を招く聖なる石」として人々に崇められており、神々の像の眼にタイガーアイをはめることで大いなる視野を表していたそうです。
古代ローマでは「聖なる霊力」をもたらす護符として身に着けられており、インド人は色変わりする美しさから最も価値のある石として称されていました。
そのように古来より親しまれてきたタイガーアイは、金運や仕事運を高めるパワーがあるとされ、願望実現をサポートしてくれます。その虎の眼のように「すべてを見通す眼」と考えられており、物事や人などあらゆるものの本質を見抜き、持ち主を成功へと導いてくれるでしょう。目先の損得に囚われず、持ち主にとって本当に大切なもの必要なものを選びとれる力をもたらしてくれます。
決断力や行動力を高める働きも持っていますので、新しいことへチャレンジしたい場合には、力強いパワーで背中を押してくれます。自信がないときや、なかなか前に進むことができないときにはブレスレットなどアクセサリーとして身に着けておくといいでしょう。失敗への怖れを手放し、ポジティブなエネルギーで人生を歩いていけるよう促してくれます。
また、進むうちに壁にぶつかってしまったときには、目標を見失わず諦めない意志をもたらし、最後まで達成する力を与えてくれるでしょう。
さらに、古くから「邪気払いのお守り」としても用いられてきました。周囲の悪意や邪念を跳ね返してくれますので、普段から持ち歩いておくといいでしょう。そして、「富の石」とも呼ばれており、財産が手元に残るよう守ってくれます。堅実な金運のパワーがありますので、地道に富を築いていけるようになるでしょう。
鉱物としてのタイガーアイ
タイガーアイはリーベック閃石と呼ばれている「角閃石」のクロシドライトの繊維状結晶が、石英に染み込んで固まったものです。
クロシドライトの鉄分などが酸化し、黄色く変化したものは「タイガーアイ」、黄色に変化する過程の灰緑色のものを「ウルフズアイ(狼眼石)」、変化せず灰青色のものは「ブルータイガーアイ」と呼ばれています。
酸化して赤褐色のものは「レッドタイガーアイ」と呼ばれ、和名では「赤虎眼石」と言われており、加熱処理によって発色したものがほとんです。
また、酸処理で鉄分を溶出し、脱色して淡灰色や淡黄色にしたものはキャッツアイ石の代用品としても用いられています。
お手入れ方法
タイガーアイは硬度が高い石ですので、どのよう方法でも浄化することができます。クラスターの上に置いたり、セージの煙にくぐらせたりと、そのとき自分がピンときたものでするといいでしょう。
選ぶ時のポイント
タイガーアイは虎の眼のような光彩が特徴ですが、強い輝きを放っているもの、色が明るいものが良質とされています。
さらに、傷やヒビが入っているものは縞模様が歪んでいますので、綺麗な縞模様のものを選ぶようにしましょう。
また、レッドタイガーはほどんどは人工的に赤色に変化させたものですが、天然に色が変化したものも存在しています。とても稀ですので、人工や天然にこだわらず、そのとき自分がピンときたものを選ぶのもおすすめです。
タイガーアイと相性の良い石
◎ タイガーアイ × アンバー → 勝負運を高める組み合わせ
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◎ タイガーアイ × オニキス → 判断力や決断力を高める組み合わせ
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◎ タイガーアイ × ルチルクォーツ → 金運を上昇させる組み合わせ
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◎ タイガーアイ × ルビー → 成功までの道のりを力強く進める組み合わせ
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タイガーアイの魅力とは
タイガーアイの魅力とは、やはり力強さを感じる虎の眼のようなキャッツアイ・シャトヤンシー効果でしょう。
虎は東洋では古来より神秘的な存在とされ、強い行動力と冷静に物事を見つめる目があることから、神が宿っていると信じられてきました。力強くサポートをしてくれますので、チャレンジに怖れない勇気をもたらしてくれるででしょう。
データ
英名 | Tiger’s eye |
和名 | 虎眼石 |
産地 | 南アフリカ、ナミビア、中国、西オーストラリア等 |
硬度 | 6.5~7 |
比重 | 2.65 |
結晶系 | 単斜晶系 |
成分 | Na2Fe2+3Fe3+2OHSi4O112 |
浄化法 | クラスター、セージ、太陽光、月光浴、流水 |
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